無期限謹慎「・・・・すぐに復帰させてもいい」という意見も
男女6人の音楽グループAAAのリーダー浦田直也容疑者(36)の謝罪会見が波紋を呼んでいます。所属事務所は、浦田被告は無期限謹慎と処分を発表しています。浦田被告の謝罪会見に対しては批判的な意見が多いです。中には極楽とんぼの加藤浩次さんのように「謝罪を被害者が受け入れれば、すぐに復帰させてもいいのではないか」という甘い意見もあります。
私も浦田被告の謝罪会見をテレビで見ました。その謝罪の姿勢に強い違和感を覚えました。彼は、保釈直後に金髪を黒髪に染め直してテレビカメラの前に出ました。髪を染め直した理由を質問されると「黒い方がいいと思ったから」と答えました。明らかに「真面目人間」装った方が世間の受けがいいと、計算した印象操作でした。その計算高さが謝罪にも現れているように思いました。
会見の表情・雰囲気はヘラヘラした感じ
謝罪の言葉とは裏腹に、表情・雰囲気はヘラヘラした感じで、ときに笑顔も見え隠れするような印象でした。「事件のことは覚えていない」と連発する会見からは、真剣な謝罪は何一つ見えませんでしたね。
乱暴された被害者女性の恐怖心を想像する
報道によると、浦田被告は19時頃から翌朝4時まで酒を飲んだそうです。そしてコンビニで出会った被害者の女性に「AAA(トリプルA)のメンバーだ。知らない?」と声を掛け、女性が「知らない」と答えると、いきなり顔を殴っています。しかも逃げ出した女性を追いかけて、足で蹴っています。女性の身になって考えると、こんなに恐ろしいことはないでしょう。見ず知らずの男に乱暴されたのです。恐怖心の大きさは想像に余りあります。
浦田被告の謝罪会見は、私に二件の謝罪会見を思い出させました。一つは、TOKIO山口達也さんの女子高生に対する強制わいせつ事件での謝罪会見です。あと一つは、純烈・友井雄亮さんが元恋人に対するDV(ドメスティック・バイオレン)と3千万円使い込み事件の謝罪会見です。少なくとも浦田被告より、被害者に対する謝罪の意思は伝わってきました。二人とも芸能界を引退しました。
本人の思い上がりが招いた
無期限謹慎ということは、いつかメンバーに復活させる、が暗に前提になっていると思います。私は加藤浩次さんの意見には反対です。酒のうえで起きた、単なる暴行障害事件ではありません。本人は事件時の言動は覚えていないと言い訳しますが、(潜在意識下にある)本人の思い上がりが招いた出来事です。ファンの方は残念でしょうが芸能界を引退すべきでしょう。面を洗って出直しなさいというわけです。
AAAはすべてのことに挑戦する
AAAは、Attack All Aroundの略で、すべてのことに挑戦するという意味で付けられたそうです。この事件で、残りのメンバーの連帯責任はありません。これからも全てのことに挑戦してファンを楽しませて欲しいと思います。
浦田被告の事件と謝罪会見、皆さんはどう考えますか?