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ネット「マナーポリス」の正体を考える

投稿日:2019年5月16日 更新日:

東洋経済オンラインに岡本純子コミュニケーション・ストラテジスト(投資運用の専門家)が掲載した一文が、ツイッターで反響を呼んでいます。反響の多くは岡本氏の文章に共感を示しています。私もこの文章を読んで共感を覚え、果たしてマナーポリスは誰なのかと考えました。

他人の言葉遣いを強く批判する行為

マナーポリスとは、ネットの投稿に対して「礼儀知らず」「マナー違反だ」など激しい言葉で批判する行為のことです。 例えば、ある有名モデルが「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」とブログに書いたところ、「失礼だ」「目上の人に対して使うのはおかしい」「まして天皇に」などの批判が集まりました。

私なんか、この批判に「なんで?」と聞きたいです。「お疲れ様」は目上の人に対して全然失礼ではありません。岡本氏は、わざわざ国語学者の意見を引いて、目上に使ってもおかしくない、と書いていますが。とにかく、訳の分からない理不尽なマナーやルールが横行しているのは確かです。

「『了解しました』は失礼」?

学校の校則など、その最たる例です。「頭は丸刈りでなければならない」「下着は白」なんて何の意味があるのでしょう。私は、岡本氏の文章で 初めて知りましたが「『了解しました』は失礼」論なるものが、10年ほど前から広がっているそうですね。「なにそれ?」「失礼になる根拠ある?」と言いたいです。

もちろん根拠なんかありません。誰かがカッテに言いだし、吟味することもなしに同調する人が続いたということです。ネット社会は間違ったことでも拡散は早いのです。そして炎上します。間違ったことを言う人は、無論ご本人は正しことを言ってると思い込んでいます。その根拠を問われても、「伝統」「慣習」「常識」などあいまいな説明しかできませんね。

ツイッターにも溢れるマナーポリス

私が最近とくに感じるのは、ツイッターにもマナーポリス的な言論が溢れていることです。番組のコメンテーターの言葉を取り上げて激しく罵り、批判します。同じ番組を見た私には、なんでそんな批判が出るのか理解できない例も少なくありません。中には、明らかに投稿者本人の理解不足、というか国語力不足の例もあります。或いは、特定の思想から発想した言説もあります。ヘイトスピーチを連想します。

言葉狩り「内なるマナーポリス」

こうした言葉狩りが、私達の社会を住みにくくしています。問題は、私達もマナーポリスに手を貸していないかということです。岡本氏は「お疲れ様」「了解しました」も以前はこだわりなく使えていたのに、「失礼だ」と耳にしてから言いい換えるようになった。そして他人が使うと腹ただしく成り自分もマナー化していると自戒しています。私たちも「内なるマナーポリス」はいないか点検してみるべきかも知れませんね。

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