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3年後しか予約できない佐賀の蕎麦屋さんの秘密

投稿日:2019年6月11日 更新日:

佐賀県唐津市七山にある遊心案。美味しい蕎麦懐石が食べられるお店です。3年前に予約していたこのお店に行ってきました。とても美味しかったです。一緒にお誘いした友人たちも感動してくれて、3年待ったかいがありました。なんで3年も待つのか、お話しします。

こんなところにお店あるの、と山道を辿る

七山は唐津市といっても、日本の滝100選の観音の滝や、湿原が広がる山郷の村です。遊心庵は七山のなかでも奥地にあり、こんなところにお店があるの?と山道を辿ったところにあります。

古民家を改造して、ウグイスが鳴き、藤の花やヤマボウシの花が咲き乱れる、豊かな自然に包まれたお店です。

お店は、元競艇選手という異色の経歴のご主人と奥様が二人で客をもてなしてくれます。

1日に1組の客だけ受け入れる

メニューは、蕎麦懐石(2200円)のみです。1日に一組の客しか受け入れません。私が知人の口コミで初めてお店を訪ねたときは1年待ちでした。それに驚きましたが、今では3年後でないと予約を入れることはできません。

私は10数年の間に8回ほど利用しました。そのたびに予約待ちの期間が伸びました。口コミの評判で客が増えたのでです。

人気の秘密は、もちろんお料理です。はじめ出される、お茶と、蕎麦のかりんとうの美味しさに、同行した友人たちも感動しました。

絶品の蕎麦料理

それからは料理を出されるたびに、美味しい美味しいと、皆さん感激していました。10割蕎麦を中心に、蕎麦豆腐など創作料理が5品出されます。最後は、そば粉をまぶしたイチゴ大福と、オリジナルのコーヒーが大きなお茶碗に注いで出されます。

このコーヒーは、そば粉とそばつゆをブレンドしてあり、独特の深い味わいがあります。お料理はどれも美味しいのですが、特にご主人こだわりの10割蕎麦は、香りも歯ごたえも素晴らしく、絶品です。

ご主人が競艇選手として全国に転戦していたころ、各地の蕎麦を食べ歩いたそうです。九州に帰ってから、満足できる蕎麦に出会わない。それなら自分で美味しい蕎麦を作って、みんなに食べてもらいたい、と始めたお店だそうです。

そのこだわりには並々ならぬものがあり、蕎麦粉は各地から取り寄せて研究したものを、独自にブレンドして使用しているそうです。

人気の秘密は、お店のたたずまいにもあるようです。静かで、落ち着いて、本当に気持ちが安らぐんです。

座敷には10人ほどが座れる、厚さ20センチほどの1枚板の掘りごたつ式テーブルが置かれています。床の間には見事な満開のヤマボウシの枝が飾られていました。今回同行した、お花の師範免状をもつ友人が、お店全体の雰囲気づくりに感心していました。

ご主人の人柄も魅力

お店のご主人夫婦の人柄も、3年待ちの行列ができる理由だと思います。

やさしい物言いで、せっせと料理を運んでくれる奥さんは、3年ぶりに会った私達夫婦のことをよく覚えていてくれました。

ご主人は、展覧会にも出展する油絵を描きます。お願いすると2階のアトリエで作品を見せてくれます。また、料理が終わると出てきて、隠れた特技を披露してくれます。

マジックです。気の力?でネジを回したり、コインを半分溶かしたり、客が頭の中に描いた文字を当てたり、と目の前で繰り広げられる不思議に、心を奪われます。このマジックもお願いしないとやってもらえませんが、私は毎回お願いして、初めてお誘いした友人たちが驚くのを見てた楽しんでいます。

かくて、おなかも目も、頭も満足して、余韻に浸りながら家路につきました。私は3年後の予約をしてきました。

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