街を走る軽自動車に白いナンバープレートが付いている!この光景に不思議に思ったことはありませんか。本来、軽自動車のナンバープレートは黄色ですよね。
今だけ白いプレートに交換できる
今だけ、希望すれば特別に白いナンバープレートに交換できるんです。
白いナンバープレートは2種類あります。一つは「ラグビーワールドカップ2019特別仕様ナンバープレート」(ラグビープレート)。※ラグビーワールドカップはアジア初の大会です
もう一つは「2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」(オリンピックプレート)です。
両方とも大会記念と、大会を支援する目的で企画され、ラグビープレートは2017年4月から、オリンピックプレートは同9月からスタートしました。
※ 今年1月から地方版図柄入りナンバープレートもスタートしました。軽自動車のプレートには黄色の縁取りが施してあります。
図柄入りと図柄無しの2種類
プレートは、それぞれ、白地のプレートに大きく図柄が入ったもの(図柄入り)と、図柄無しで小さく大会エンブレムが入ったもの(図柄無し)があります。
申し込み締め切りは、ラグビープレートが2019年11月、オリンピックプレートは2020年9月までです。
気になる費用ですが、ラグビー、オリンピックいずれも、図柄入りは千円以上(100円単位)の寄付が必要です。(図柄無しは寄付金不要です)
また交付手数料として7000円~9000円、納めなければなりません。交付手数料は、地域によって違いがあります。
軽自動車の白いナンバープレートは、新車登録だけでなく、現在の黄色のナンバープレートを交換することもできます。
交換手続きはネットでできる
交換申し込みは、車検証を用意して、ネットで「図柄ナンバー申し込みサービス」(一般社団法人 全国自動車標板協議会ホームページ)に申し込みます。
この時、ナンバープレートの番号を変えることはできません。
また、数字が光る字光式も認められていません。
そもそも軽自動車は日本だけのものです。普通自動車の白いナンバープレートではなく黄色にしたのはなぜでしょうか。
以前は、軽自動車は16歳免許制度がありました。高速道路も80キロ制限でした。また料金所で普通車と見分ける必要がありました。
しかし今日では制限は撤廃され、ETCが普及するなどして、軽と普通車でナンバープレートを違える意義は薄れています。
特別仕様を認めたのは、こうした時代背景があります。
白いプレートに交換できることを知らない人が多い
ところで、白いナンバープレートに交換できるということを知らない人が少なくないようです。
これが一般に知れると、軽自動車の白ナンバープレート化は今後ますます増えていくでしょう。
皆さん、なぜ白いプレートに こだわるのでしょうか。もともと、黄色プレートはボディーの色に合わせずらいという意見がありました。
これまでにプレートを白に換えた例を見ると、図柄無しが圧倒的に多いようです。
どうやら軽自動車の黄色プレートを格好悪いと思ってる人が多いようですね。
私は、最近の軽自動車の素晴らしさに感心することが多いんですが。