タピオカがブームです。かつて1990年代にブームがあり、2000年代に第2次ブームがありました。今は第3次タピオカブームといわれています。
テーマパーク「東京タピオカランド」開業
今月17日に発表された情報によると、東京・原宿前の商業施設ジング(king)に「東京タピオカランド」という、新感覚のテーマパークができるそうです。
「タピオカ夢の国」がテーマで、タピオカドリンクやフーズを提供して、イベントも企画するそうです。発表されたイメージ画像を見ても、正直よく分かりません。
もっとも予定では8月13日から9月16日までの期間限定だそうですから、ブームはそのあたりまでと予測しているのかな、と皮肉に考えちゃいます。
福岡200人が行列の店も
私が住む福岡市でも、タピオカはブームです。中央区にあるテイクアウト専門店「モッチャム」では200人ほどが行列をする人気です。
「ベトナム生タピオカドリンク」を売り物にした同店は、市内に2店舗構えていますが毎日売り切れているようです。
このほか市内には、タピオカドリンク発祥の地・台湾のカフェ「ゴンチャ」や、自分だけのタピオカドリンクが作れる「7 meet sauce」、100種類のタピオカティーが飲める「Quick tea」などタピオカドリンクを出す店が盛況です。
筑紫女学園大(太宰府市)のように、学食にタピオカドリンクを販売する学校もあります。
タピオカの原料キャッサバ芋
タピオカドリンクは、冷たいミルクティーに、もちもちした食感の丸いタピオカ(タピオカパール)を入れてストローで楽しむのが一般的ですね。
ところで、タピオカの原料をご存知でしょうか。
タピオカはキャッサバ芋から作ったデンプンそのものです。いくつかの工程を経て、丸い形(タピオカパール)になります。それをドリンクに入れているのですね。
タピオカパールはデンプンの塊、つまり100%炭水化物です。キャッサバ芋から処理の工程で、ビタミンやミネラルは、ほぼ消滅しています。
100%炭水化物で高カロリー
そこで気になるカロリーですが、タピオカの乾燥状態で、100グラム当たり355キロカロリー、茹でた状態で100グラム当たり62キロカロリーと、意外に高いカロリーであることが分かります。
ドリンクには砂糖なども入れますから、ダイエットを気にする人は飲み過ぎに注意ですね。
芋だから食物繊維を期待する人もいるかも知れませんね。専門家によると、食物繊維は1%以下でほぼ期待出来ないそうです。
タピオカドリンクは、カロリーのことを頭の片隅に、冷たくて美味しい飲み物を暑い夏の癒しとして、ほどほどに楽しむのが良いようです。