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丸山議員のトンデモ発言で北方領土に国民の関心再燃する?

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日本維新の会の丸山穂高衆院議員(35、大阪19区)の発言が大きな問題になっています。丸山議員は北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として同行しました。元島民の団長に対して、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と問い質しました。こんな発言、現職の国会議員がするなんてショックです。

「戦争でこの島取り返すのは賛成、反対?」

私も、丸山議員の発言を、同行記者団が提供した音声で聞きました。丸山議員の前記の発言に対して、団長は「戦争で?」とビックりして聞き返します。丸山議員「ロシアが混乱しているときに、取り返すのはOKですか」。団長「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」。丸山議員「でも取り返せないんですよね」。団長「いや、戦争するべきでない」。丸山議員「戦争しないとどうしようもなくないですか」。

国会議員は24時間が公人

皆さん、このやり取り、どう思いますか。いかに戦後74年経ったとはいえ、戦争に対してこんな浅はかな考えを持つ国会議員が現れたことに慄然とします。丸山議員は、酒を飲んだから、と言い訳をしているようですが、そんなこと関係ありませんね。国会議員は24時間、公人なんです。しかも、やり取りを読んで頂ければ分かるように、彼の本音が語られています。

返還交渉に計り知れないダメージ

百歩譲って、戦争をホントは望んでいないという彼の言い訳を認めたとしても、北方領土返還交渉に計り知れないダメージを与えたことは否定できません。変換交渉は相手があるのです。ロシア人が、丸山議員の発言を聞いてどう思うでしょうか。ただでさえ、北方領土を日本に引き渡すことに対して、ロシア国民の8割が反対していると伝えられます。それを戦争で取り返す? 丸山議員は、数十年にわたって元島民の人たちが築き上げてきた返還に向かっての実績(ビザなし渡航もその一つ)にドロを浴びせたのです。

「戦争は憲法が認めない」

当たり前のことですが、丸山議員に対しては政府筋、元自衛隊幕僚長などから厳しい批判が寄せられています。元幕僚長は「戦争は憲法で認められていない」と指摘しています。批判の嵐に、丸山議員は維新に離党届を出しました。維新は届を受理せず、除名処分にしました。松井代表は、国会議員を辞職すべきだと発言していますが、丸谷議員は無所属で活動するそうです。

私は、戦争を容認するような考え方は、丸山議員だけかと危惧します。彼だけでなく、多くの国民は戦争体験がありません。私たちは、もっと戦争の悲惨な実態を知るべきではないかと思います。維新が除名処分にしたのは妥当ですが、党内に、ほかに“毒キノコ”が生えてないか、党をあげて総括すべきでは。特に、維新は、野党の中では自民党と歩調を合わせて憲法改正を主張しています。憲法改正は戦争への道を開くのでは、と危ぶむ声もあります。そんな心配を打ち消すためには国民の信頼を得るべきでしょう。

日本固有の領土を改めて確認

ところで、北方領土(歯舞はぼまい・色丹しこたん・国後くなしり・択捉えとろふ)四島は、日本がポツダム宣言を受諾して降伏の意思を示した後、ソ連が進攻して領土に不当に「編入」したものです。もちろん我が国固有の領土です。一時期、返還を求める国民の声が高まった時期もありましたが、いまや関心は薄れつつあるように見えます。今回の騒動を機に、国民の関心が大きくなればいいなと思います。

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