日本列島はここのところ季節外れの猛暑が続き、文字通りうだっています。とくに驚くのは北海道各地の高温。広範囲で35度超える危険な暑さを記録しています。
網走地方の佐呂間町では39.5度と、北海道で初めて39度を超える高温を記録しました。
世界的温暖化の影響
放送中のNHKの朝ドラ「なつぞら」の舞台である帯広でも、26日昼過ぎに38度越え。駅前に設置された温度計が振り切れて観測不能になりました。
これは同時間の沖縄より17度も高いという異常さです。世界的な温暖化の影響が現れているという専門家も多いです。
北海道の異常高温に絡めて、ツイッター上ではおかしな噂が飛び交っています。
それは、この異常高温の陰に松岡修造さんがいるのではないか、松岡さんの居場所をさがせ、というものです。
実は、松岡さん北海道に居ました。25日、北広島市でテニス教室を開いていたんですね。ツイッターでは「やっぱり」という言葉も飛び出しました。
松岡さんがいると暑くなる?
なんでこんな噂になるかというと、ネット上に松岡さん「太陽神」説があるからですね。
松岡さんが海外に行くたびに日本は寒くなり、渡航先は暑くなるという「実績」があるからだそうです。リオやソチ五輪等でそうだったと言うんですがね。果たしてホントか。
もちろん面白がりやさんのジョークでしょう。松岡さんは何につけ「熱い男」ですから、こういうい伝説が生まれるのかも知れません。
風は山を越えて下がると高温になる
北海道に50年ぶりという異常高温がもたらされたのは、大陸から真夏を超える熱い空気層が張り出してきたからです。地域によってはフェーン現象が追い打ちをかけました。
フェーン現象は、風が山を超える過程で空気の温度が上がる現象です。北海道では、西風が北海道中央部の山岳地帯にぶつかり、山を越えた東側で気温を上昇させたのです。
通常、風は山にぶつかり上昇すると温度が下がります。しかし山を越えてふもとに下がるときは温度を異常に上昇させるのです。
異常高温はまだまだ続くようです。水分や塩分をしっかり取りつつ熱中症対策が必要です。
今まで北海道はクーラーを常備する家庭は少なかったようですが、これからは必需品にした方が良さそうです。