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ドラマ「いだてん」田畑政治が育てた日本の水泳、「前畑がんばれ!」も登場する

投稿日:2019年6月30日 更新日:

bnNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~」第二部が始まりましたね。

来年の東京五輪を前に、第2部の主人公・田畑政治(まさじ)については、もっと広く知られていい人物です。

日本の水泳を国際水準に育てた

日本の水泳を揺籃期から国際水準に育て上げ、さらに、敗戦日本に東京五輪(1964年)を実現した大功労者ですから。

6月30日放送の第2部一回目では、田畑を演じる阿部サダオが熱演して、歯切れ良いストーリー展開とともに今後の展開が楽しみです。

第1部では、日本人初の女性メダリスト人見絹枝(菅原小春)が登場しました。

「韋駄天」人見絹枝役の菅原小春は世界的ダンサー

日本女子初の金メダリストの登場

第2部では日本人初の女子金メダリスト前畑秀子(上白石萌歌・かみしらいしもか)が登場するのも楽しみです。

田畑政治(明治31年生まれ、享年85歳)は、静岡県浜松市の出身です。小さい頃から浜名湾で泳ぎ水泳大好き少年でした。

まだ日本人はクロールを知らない時代でした。中学のとき病気のため競技を断念、その後は指導者として日本水泳の普及の道を歩みます。

田畑は東京帝大を卒業して朝日新聞に入社しました。政治部に所属しましたが、屋内プールもなかった日本の水泳育成に力を尽くします。

新聞社に勤めながら水泳総監督

昭和7年(1932年)のロサンゼルス五輪では水泳総監督として目覚ましい成果をあげました。

日本人が獲得したメダルで、金7個のうち5個、銀7個のうち5個、銅4個のうち2個は水泳の成績でした。

次の昭和11年(1936年)のベルリン五輪でも、日本水泳陣は金6個のうち4個、銀4個のうち2個、銅8個のうち5個という目覚ましい成績を挙げています。

この時、日本女子初の金メダリスト前畑秀子が誕生しています。

国際大会から締め出された日本

その後、戦争のため幻に終わった昭和15年(1940年)の東京五輪がありました。

戦後、日本の体育は国際社会から締め出され、選手、関係者は苦労する時代を経験します。

そんな中、田畑は日本体育協会常務理事、専務理事などを歴任して、ついに昭和38年(1963年)の東京五輪を実現させました。

政治部記者として、東京本社代表取締役まで昇り詰めた田畑政治の豊富な人脈が力を発揮したと伝えられています。

前畑、日本中が惜しんだ10分の1秒差

前畑秀子は、和歌山県橋本市を流れる紀ノ川で、幼児の頃から水に親しんでいました。

小学校4年生のとき水泳部ができ、競泳を始めます。平泳ぎを始めて習いました。

その頃正式なプールはなく、先生たちが川の中にロープを張ったプールで練習したそうです。

前畑はその後国際大会などで目覚ましい成績をあげます。両親の早い死など試練をくぐり抜け、ロサンゼルス5輪で銅メダルを獲得します。

本人はこの成績に満足し、引退まで考えます。

しかし帰国すると、1位との差10分の1秒を惜しむ声が大量に寄せられ、選手生活を継続しました。

「前畑がんばれ!」24回連呼

猛練習の末に掴み取ったのが、ベルリン五輪でドイツ選手とデッドヒートの200メートル平泳ぎ、金メダルでした。

このとき、NHKラジオで中継した河西アナウンサーの「前畑がんばれ!」のエピソードが生まれます。

河西は中継の中で「前畑がんばれ!」を24回、「勝った!」を12回連呼したそうです。

日本中が固唾を飲んで放送を聞き入り、バンザイを叫んだ光景が目に浮かびます。

負けたら自殺、まで考えた

ベルリン五輪に臨む前畑の決意は悲壮なものだったらしいです。

船上で書かれた日記に「メダルを取れなかったら帰りの船から飛び降りる」とありました。

彼女がここまで追いつめられた背景には、ルース・ベネディクトが「菊と刀」で指摘した、日本人特有の「恥」の意識がありました。

負けたら恥、こんな意識に日本人が捉えられていた時代だったのです。

「いだてん」で、こんな話がどう描かれるのか興味深いところです。

 

 

 

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