海外試合に出場する卓球日本代表の平野美宇選手(10)が、パスポートを自宅に忘れて羽田空港で大慌てというハプニングがありました。
私も3年前、同じような経験で冷や汗をかいたことを思い出しました。
羽田で、パスポート忘れた!
平野選手は東京オリンピック選考レースのブルガリアオープン、チェコオープンに出場するため、午前11時15分発の飛行機に搭乗する予定で、時間通りに羽田空港に着きました。
ところが羽田で自動車を降りて、パスポートを忘れたことに気づきました。サー大変!
慌てて関係者の車で自宅にトンボ帰り。行きは40分で帰宅できましたが帰途はお盆休みの渋滞に会い、結局間に合いませんでした。
幸い、1時間後出発の別便に搭乗することができました。
危うく選考レースから脱落!?
今や、日本卓球界を背負い東京オリンピックの活躍が期待されている有力選手が、危うく選考レースから脱落するところでした。
平野選手は「人生最大のミス」と反省したそうです。
搭乗した別便は直前にチケットを購入したので、さぞ高い正規料金を支払ったことでしょう。
私の場合、福岡空港で夜8時半のベトナム行きに夫婦で搭乗手続きする際に、期限切れのパスポートだと指摘されました。オーなんたること!
搭乗手続き締切まで40分の悲劇
すでに更新手続きをしていたのに、確かめもせず古いパスポートを持参したのでした。搭乗手続き締め切りまで、あと40分。さぁどうする?
我が家に近所に住む娘に電話してパスポートを届けてもらうことにしました。間に合うかどうか分かりませんが・・・
娘は自宅に入り、私が心当たりの置き場所と指示した所を探しましたが「見つからない」との電話連絡。焦りましたね。
ワーっと混乱しそうな頭で必死に考え、ひらめいた場所を探してもらうと、ありました!
「間に合うかどうかわからないけど、高速道路をぶっ飛ばしてみるよ」と娘。彼女にしてみればかなり迷惑な話です。
高速道路をぶっ飛ばした娘
それでも冷静に夜の高速道路をぶっ飛ばし、家内の電話の誘導を受けつつ国際線ターミナルに滑り込み、車の窓からパスポートを家内に手渡しました。
この間、手続きカウンターの前に待機していた私は「この旅行はボツになったバイ」と半ば覚悟していましたね。
パスポートを手に家内が駆け込んできたのが、ジャスト受付締め切りの時刻でした。
心配して待ってくれていた航空会社の人たちも喜んでくれました。私にも「人生最大のミス」でした。